|
三重 |
|
津商工会館が完成
ホールや会議室の利用呼び掛け
津商工会議所(田村憲司会頭)が五月の創立百十周年に合わせ、津市丸之内で昨年秋から工事を進めてきた新しい津商工会館が完成し、二十一日、報道関係者に公開された。同商議所は二十六日、津市大倉の仮事務所から新会館に移り、業務を始める。
新会館は旧会館と同じ場所に建設。鉄骨五階建て延べ約千七百平方メートル。旧会館の取り壊しなどを含めた総整備費は約四億八千万円。
一階は講演会や展示会、パーティーなど幅広い利用が可能な約百八十平方メートルの「丸之内ホール」。昇降式ステージやスクリーンなどが備えられ、いす席で百九十人分のスペースがある。同ホールは、中心市街地活性化事業として県と市から合わせて約五千万円の補助を受けた。二階は津商議所事務局、三階は同役員室、相談室など。四階には津市観光協会や青年会議所などが入り、五階は約二百十平方メートルの会議室で分割が可能。一階のホール、五階の会議室は貸室として幅広い利用を呼び掛ける。
新会館しゅん工式は、二十九日午前十一時から同会館で。先着二百人への記念品プレゼント、お茶会、津市消防音楽隊演奏などがある。
同商議所は、新会館完成と創立百十周年記念事業として、タイムカプセル「十年後の手紙」を実施する。専用の応募はがきは、二十九日から同商議所で配布する。問い合わせは電059(228)9141。
ご質問・お問い合わせ - 著作権について - リンクについてCopyright
(C) 1995-2003,The Chunichi Shimbun, All Rights
Reserved. 本ページ内に掲載の記事・写真などの一切の無断転載を禁じます |