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三重 |
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津地区の新市名に「津」推す声
法定合併協 結論は先送りに
津市や久居市など九市町村による法定の津地区合併協議会の第二回会合が二十八日、津市で開かれ、新市の名称や合併方式について話し合った。
事務局側はまず、美杉村の加入が九市町村の議会で認められ、四月から正式に参加することを報告。協議会会長の近藤康雄津市長は「メンバーがそろった。足腰の強い自治体づくりに努力したい」とあいさつした。
続いて、合併の方式や名称などを協議。「合併方式は対等、新市の名称は津で」「名称は全国唯一の一文字で、伝統のある津がいい。市庁舎も規模や利便性で津が適当。その方向でたたき台を」といった意見が複数の委員からあった。一方で「地元の意向を反映させたい。白紙の状態で協議を」「重要な問題。慎重に審議するべきだ」との反論もあり、たたき台は出さず、次回会合であらためて議論することになった。
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