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三重 |
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にぎわい取り戻そう
津で「街なか文化音楽祭」
音楽活動で津の街ににぎわいを取り戻そうと「街なか文化音楽祭」が二十一日、津市中心部の大門商店街などで繰り広げられた。
津市や地元の商店街などでつくる第三セクター「まちづくり津夢時風」(鯉江盈社長)が主催した。中心市街地の活性化を目指す同社が、本年度から始めた「音楽による街なかにぎわいづくり事業」の一環。昨年末の「街なかXmasストリートコンサート」に続く第二弾となった。
この日、大門商店街のステージでは津市消防音楽隊が演奏する中、オープニングセレモニーが催された。次いで、六つの合唱団が童謡やポピュラーソングなどで会場を盛り上げた。
立町商店街のステージでは、琴や尺八などの四つの和楽器グループが、伝統的な調べを響かせた。祭りのフィナーレでは、三重オペラ協会や三重フィルハーモニーもゲスト出演。プロの演奏などが来場者を楽しませた。
鯉江社長は「津は芸術愛好家が多い街。発表の場を提供し、市民との触れ合いを楽しんでほしい。それが街の再生につながる」と話していた。
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