03/02/19
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津市負担は1億2000万円 漁業補償   中空海上アクセス港整備


【津市の贄崎地区海上アクセス拠点整備事業の略図】

【津】中部国際空港の海上アクセス港整備に伴う贄崎地区整備計画について、津市は十八日、漁業補償交渉の妥結結果をはじめ、事業推進の見通し、計画内容を明らかにした。

同市議会全員協議会で説明した。

 同市によると、アクセス港の整備で漁業区域に影響を受ける津市と河芸町、白塚の三漁協(正組合員総数百三十三人)に補償総額三億二千七百万円を提示し、埋め立て同意と補償額の承諾を得た。補償額の一億二千万円が市負担分となり、平成十五年度当初予算に計上する。残りは県負担分と国の補助。県議会に上程される。

 計画推進の見通しは、事業主体で港湾管理者の県が今後、国土交通大臣に埋め立てをはじめ、港湾整備の認可を申請する。五月末ごろ、埋め立ての免許取得を見込み、六―七月に港整備を着工する予定。

 計画内容は、海岸道路から海へ百b、南北二百四十bを埋め立て、「少なくとも三百台分の駐車場を確保」(同市)し、岩田川の既存の防波堤から二百三十b延長工事を行い、既存の防波堤に並行して埋め立て地から東へ百六十bの中第二防波堤を建設するなど。




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