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三重 |
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津の歴史や文化 再発見を
TMOが観光マップ発行
津市の中心市街地の活性化を目指す第三セクターのTMO(タウンマネジメント機関)「まちづくり津夢時風」は十三日、同市内の歴史遺産や旧地名などを載せた「津の町歴史文化再発見」マップを発行した。
中心市街地の歴史や文化を再発掘し、新たなまちづくりへの関心を呼び起こす目的で制作。城下町を物語る旧町名の由来を解説し、国学者の谷川士清の旧宅や津観音といった観光スポットを地図で紹介した。
裏面には、一九五五(昭和三十)年ごろに県津都市計画復興事務所が作った「藤堂藩政下の津の街と戦災復興」を復刻。藤堂藩当時の武家地や町人地、寺社地の位置と現在の街路とを見比べられる。
まちづくり津夢時風事務局は「歴史好きな市民の有志が参加して作ってくれた。過去を知って、将来のまちづくりをひらめくきっかけになれば」としている。
マップはA2判。散策などに持ち運びやすいよう小さく折り畳める。六千部印刷し、津市役所や各公民館などで無料配布する。
問い合わせは同事務局=電059(228)9860=へ。
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