02/12/25
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法定合併協を設立 中勢地区9市町村   来年1月中旬に

【津・久居・安芸郡・一志郡】津と久居の両市議会が二十四日、中勢地区九市町村の法定合併協議会「津地区合併協議会」の設置案を可決し、同協議会の設置は確実となった。

残る七町村議会は同日までに同案を可決済み。協議会は来年一月中旬設立する。

 同協議会は津市と久居市、河芸町、芸濃町、美里村、安濃町、香良洲町、一志町、白山町で設置する。総人口計約二十七万九千人(平成十二年国政調査)、面積五〇四・〇八平方`b(同)。

 県市町村合併推進チームによると、九市町村が合併した場合、自治体数では福島県いわき市(昭和四十一年十月合併)の十四市町村に次ぐ。法定の合併協議会設置は員弁郡四町の協議会に次いで県内二番目。

 九市町村は二十六日、津市大門のセンターパレスで、第九回の任意の合併協議会を開き、任意協議会を解散、津地区合併協議会設置の準備に入る。

 任意の合併協議会会長の近藤康雄津市長は「各市町村議会で議論されたことを聞きながら、協議会がスムーズに進むようにしたい。課題はまだまだ山積み。安心せず、これからという緊張と気構えを持って臨みたい」と話した。

 美杉村が法定協議会の不参加を表明した後、一転、参加を決定したことについて、近藤市長は「すべて九市町村の話し合いで決める」とした上で、「全員の気持ちが(美杉村を迎えることで)一致したら、各議会三月定例会で、もう一度議案上程し、正式に迎えたい」と述べた。




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