2004/06/23
   「ソフトパワー」で協力 / 鈴鹿国際大で総領事の柳さん講演 [ホーム]     [戻る]

【21世紀の韓日関係について話す柳洲烈総領事=鈴鹿市郡山町の鈴鹿国際大学で】

【鈴鹿】鈴鹿市郡山町の鈴鹿国際大学(鈴木基義学長)は二十二日、同大学文化ホールで講座「世界の中の日本」を開き、名古屋市の駐名古屋大韓民国総領事・柳洲烈(ユ・ジュヨル)さん(57)が「韓国と日本の絆(きずな)」をテーマに、二十一世紀の両国の関係について講義した。

 柳総領事は、朝鮮通信使が「唐人踊り」で鈴鹿市にも痕跡を残していること、韓国語と日本語は発音が違うが、漢語の意味は同じものが多いことなどの共通点や、韓国ドラマ「冬のソナタ」が日本でも共感を呼んで大ブームになっていることを話し、「同じ評価ができるということは、力を合わせて何かができる可能性があること。軍事的ではなく文化的な『ソフトパワー』でお互いが同じアジアのグループとして、協力し合う必要がある」と述べた。 <つづく>


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