【ユーモアあふれる唐人踊り＝鈴鹿市東玉垣町の東安寺で】
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【鈴鹿】鈴鹿市東玉垣町の唐人踊り保存会（中村雅博会長）は、同所に伝わる同市無形文化財の「唐人踊り」を四日、同所で開催した天王山須賀社の春祭りで披露し、東安寺など町内五カ所の寺や集会所で奉納した。
東安寺本堂では、唐人帽、唐人服に仮面をかぶった三人の青年が、ラッパ、どら、うちわを持ち、朝鮮語の田植え歌に合わせておどけたしぐさで踊った。
雨が降り肌寒い天気のなか、約二百人の見物客が集まり、ユーモラスな踊りに盛んな拍手を送っていた。愛知県西春日井郡の犬飼忠雄さん(67)は「初めて見た。仮面やどらなどを使って、日本の踊りとはやはり違いますね」と話していた。
<つづく>
