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「朝鮮通信使について」講演会−−24日、鈴鹿市文化会館で貫井正之さん 


 ◇ミュージカル「つばめ」上演を前に

 朝鮮通信使をテーマにしたミュージカル「つばめ」(毎日新聞社など後援)が来年3月、鈴鹿市民会館で上演されるのを前に24日、鈴鹿市飯野寺家町の市文化会館で記念講演会(主催・ミュージカル実行委員会)が開かれる。入場無料。

 朝鮮通信使は江戸時代に朝鮮から日本を訪れた文化使節団。講演では、名古屋外国語大学講師で東海地方朝鮮通信使研究会代表の貫井正之さん(66)が「朝鮮通信使について」と題し、徳川家康の国交回復要請に応えて大量に送られてきた使節団の歴史的な役割などについて話す。

 鈴鹿市は朝鮮通信使の通り道ではないが、「唐人おどり」(市指定民俗文化財)が同市東玉垣町に残っているほか、97年に白子本町で朝鮮通信使の一行を描いた幔幕(まんまく)も発見されている。江戸で華やかな朝鮮通信使の様子を見聞した伊勢商人たちによってもたらされたらしい。

 講演会は午後1時半から。問い合わせは、加藤さん(0593・87・3296)。【伊藤隆一】



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