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山口ニュース - 10月10日(金)2時25分 |
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【山口】 韓国の元首相で自由民主連合総裁の金鐘泌氏が九日、下関市内で「二十一世紀の日・韓関係」と題して講演した。同市の招きに応じたもので、金氏はこれまでの日韓の歴史をひもときながら「過去のことは胸にたたんで共に将来を考えるときだ」と語った。 金氏は、豊臣秀吉が朝鮮に兵を進めた「文禄・慶長の役」、その後の江戸幕府への外交使節「朝鮮通信使」を例に挙げ、「戦いの深い恨みの念を抑え、使節を日本に送ったわが祖先と、大陸文化を取り入れ友好を温めたいとする日本の祖先。その度量の深さをいま、われわれは学ぶべきだ」と訴えた。 また、戦後の国交正常化のための日韓条約についても言及。金氏は請求権問題で当時の大平正芳外相と交渉に臨んだ。その際の丁々発止のやり取りをユーモアを交えながら語った。同条約締結後、韓国国民から売国奴呼ばわりされ、二度の国外追放処分を受けたことなども述べた。 金氏は二〇〇一年、同市の赤間神宮前に建立された朝鮮通信使上陸記念碑の除幕式でも同市を訪れている。(西日本新聞) [10月10日2時25分更新]
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