江戸時代の朝鮮通信使行列を、滋賀県近江八幡市・八幡小の児童が紙粘土などで再現し、市立図書館で展示している＝写真＝。

　朝鮮通信使は、１２回にわたり、徳川幕府の慶事などに来日した外交使節。同市は、その休けい地となり、昨秋、「朝鮮通信使ゆかりのまち全国交流会」も開催された。

　同交流会の際、韓国密陽市の市長らも参加して再現されたパレードを見た６年生１２６人が、総合学習の一環で制作。人形は１３０あり、針金と紙粘土を用い、絵の具で衣装などを色づけ。「清道」と書かれた旗を掲げる先導者、ラッパなどを鳴らす楽隊や国書を入れた輿も再現している。２月９日まで展示する。