唐人踊りの振り付け


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踊り手は、上手な者になると白のロッペを着て、1分半あまりを一人で笛と合わせながら踊ります。振り付けはおおよそ次の通りで、 「道ばやし」に合わせて踊ります。


(大太鼓がたたかれるとき)

 両手を手首のところで交差して、ひざがしらの前で組む。両手の人差し指だけを直線に伸ばし、他の指は握ったままにする。

(笛を吹きはじめると)

 両手はその組んだまま頭の上に持ち上げ、立ち上がって小刻みにはねながら前に進む。頭をあげ、交差した手首に視線を合わせる。

(鉦の音が鳴ると)

 上体を左下斜めに素早くそらす。左手はまっすぐ左足首を指し、右手は手のひらの側を正面に見せながら、頭部右側を指す。左腕はまっすぐに伸びる一方、右腕は右上にひじを上げながら曲げる。左足は軸を動かさずにつま先まで伸ばし、右足は軸を右側にずらし外側に曲げる。首は左側に曲げ、左手先に視線を合わせる。

(次の鉦が鳴ると)

 さきほどとは逆に、両方の足の位置は動かさず、上体を起こしながら右下斜めにそらしていく。両手を上の方向に大きく回転させながら、左右の位置を逆転する。右腕はまっすぐに伸びる一方、左腕は左上にひじを上げながら曲げる。右足はつま先まで伸ばし、左足は外側に曲げる。首は右側に曲げ、右手先に視線を合わせる。

 

(一拍おいて笛が始まると)

 右足を大きくあげて左側にふる。右手も大きく左側にふって左手と手首で交差させる。頭も左上にふり、交差した手を見る。左足はそのまま。立ち位置は左側にだんだん下がって行く。

(そのままテンポよく)

 左足で上に飛びはねて右足で着地。交差した両手はそのまま右下におろす。頭は右下を見てふる。反動を生かして躍動する。

(そのままテンポよく)

 右足で上に飛びはねて左足で着地して、素早く の体勢に戻る。

 

(そのままテンポよく)

 左足で上に飛びはねて右足で着地して、素早く の体勢に戻る。

 

(笛の長い音に合わせて)

 片足を右前方に伸ばし、片足を屈めながらしゃがんでいく。交差した両手は上の方に大きな円を描きながら一回転させる。視線は手の動きに合わせつつ、下から上を見上げて、下に降りる。

 

(笛の音が変化すると)

 下に交差した両手をいったん更に下に降ろしたあと、その反動で、両手は組んだまま頭の上に持ち上げ、立ち上がって小刻みにはねながら右前方に進む。頭をあげ、交差した手首に視線を合わせる。

 

(鉦の音が鳴ると)

 上体を左下斜めに素早くそらす。左手はまっすぐ左足首を指し、右手は手のひらの側を正面に見せながら、頭部右側を指す。左腕はまっすぐに伸びる一方、右腕は右上にひじを上げながら曲げる。左足は軸を動かさずにつま先まで伸ばし、右足は軸を右側にずらし外側に曲げる。首は左側に曲げ、左手先に視線を合わせる。

 

(次の鉦が鳴ると)

 さきほどとは逆に、両方の足の位置は動かさず、上体を起こしながら右下斜めにそらしていく。両手を上の方向に大きく回転させながら、左右の位置を逆転する。右腕はまっすぐに伸びる一方、左腕は左上にひじを上げながら曲げる。右足はつま先まで伸ばし、左足は外側に曲げる。首は右側に曲げ、右手先に視線を合わせる。

 

(一拍おいて笛が始まると)

 左足を大きくあげて右側にふる。左手も大きく右側にふって右手と手首で交差させる。頭も右上にふり、交差した手を見る。右足はそのまま。立ち位置は右側にだんだん下がって行く。

 

(そのままテンポよく)

 右足で上に飛びはねて左足で着地。交差した両手はそのまま左下におろす。頭は左下を見てふる。反動を生かして躍動する。

 

(そのままテンポよく)

 左足で上に飛びはねて右足で着地して、素早く の体勢に戻る。

 

(そのままテンポよく)

 右足で上に飛びはねて左足で着地して、素早く の体勢に戻る。

 

(笛の長い音に合わせて)

 片足を左前方に伸ばし、片足を屈めながらしゃがんでいく。交差した両手は上の方に大きな円を描きながら一回転させる。視線は手の動きに合わせつつ、下から上を見上げて、下に降りる。

 

(笛の音が変化すると)

 下に交差した両手をいったん更に下に降ろしたあと、その反動で、両手は組んだまま頭の上に持ち上げ、立ち上がって小刻みにはねながら左前方に進む。頭をあげ、交差した手首に視線を合わせる。

 

(鉦の音が鳴ると)

 上体を左下斜めに素早くそらす。左手はまっすぐ左足首を指し、右手は手のひらの側を正面に見せながら、頭部右側を指す。左腕はまっすぐに伸びる一方、右腕は右上にひじを上げながら曲げる。左足は軸を動かさずにつま先まで伸ばし、右足は軸を右側にずらし外側に曲げる。首は左側に曲げ、左手先に視線を合わせる。

 

(次の鉦が鳴ると)

 さきほどとは逆に、両方の足の位置は動かさず、上体を起こしながら右下斜めにそらしていく。両手を上の方向に大きく回転させながら、左右の位置を逆転する。右腕はまっすぐに伸びる一方、左腕は左上にひじを上げながら曲げる。右足はつま先まで伸ばし、左足は外側に曲げる。首は右側に曲げ、右手先に視線を合わせる。

 

(一拍おいて笛が始まると)

〇21 右足を大きくあげて左側にふる。右手も大きく左側にふって左手と手首で交差させる。頭も左上にふり、交差した手を見る。左足はそのまま。立ち位置は背中を内側に向けて円を大きく描いていく。

 

(そのままテンポよく)

〇22 左足で円を描くように移動しながら飛びはねて右足で着地。交差した両手はそのまま右下におろす。頭は右下を見てふる。反動を生かして躍動する。

 

(そのままテンポよく)

〇23 右足で円を描くように移動しながら飛びはねて左足で着地して、素早く〇21 の体勢に戻る。

 

(そのままテンポよく)

〇24 左足で円を描くように移動しながら飛びはねて右足で着地して、円を描く前の の位置に戻り、〇22 の体勢を整える。

 

(一拍おいて笛の音に合わせて)

〇25 両足をしっかり広げて、胸のところで交差させた両手を水平方向にそれぞれ伸ばす。頭は上を向いたあとにできるだけ後ろにそるようにする。上体もそる。そったまま、しばらく動かない。

 


唐人さんの家