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三重 |
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【中勢】
新生、津市で郷土芸能“競演”
初のフェス 合併前の旧10市町村
しゃご馬を披露する保存会のメンバーら=津市の白山総合文化センターで |
津市の民俗芸能や特産物が一堂に会する「郷土芸能ふれあいフェスティバル」が28日、同市白山町二本木の白山総合文化センターであった。昨年1月に10市町村が合併して誕生した新・津市。「旧市町村の自慢の郷土芸能を、新市の自慢に」と初めて開かれた。
ステージには、旧津市の唐人踊りや旧美杉村ののろし太鼓、旧芸濃町の雲林院かんこ踊りなど11団体が次々と登場した。旧津市の津しゃご馬保存会は、騎馬武者の格好をした若者らが、津まつりで見せる踊りや練り歩きを披露。観客席に飛び込んで子どもたちを驚かせ、会場から大きな歓声が上がった。
しし鍋や美杉もなか、有名洋食店のカレーなどが食べられる地域物産コーナーもあり、約1500人でにぎわった。
(浅井俊典)
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