【奉納された唐人踊り=津市八幡町で】 | 【津】津市最大の祭典「津まつり」(同実行委員会主催)は七日、津市一帯で開幕した。同市大門のフェニックス通りや市役所周辺などを主会場に八日まで、伝統芸能や「安濃津よさこい」などが披露されるほか、山車の練り歩きがある。呼び物の和船山車「安濃津丸」の大行列は八日午前十時四十五分ごろ、同市中央の裁判所前を出発。俳優の安達祐実さん(25)が一日船長を務める。
七日午前九時ごろ、同まつり発祥の地である津市八幡町の津八幡宮に、実行委員や市指定無形民俗文化財のしゃご馬や八幡獅子舞、江戸時代の朝鮮通信使をまねたとされる県指定無形民俗文化財の唐人踊りの保存会員らが参拝。演舞を奉納し、祭りの幕を開けた。
祭り本番の八日の目玉、大パレードでは、日本最大級の和船山車「安濃津丸」の前後を時代行列や、マーチングバンド、安濃津よさこい、唐人踊りなどが彩る。
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