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江州音頭など4県の伝統芸能が披露された「日本まんなか秋祭り」(近江八幡市役所前駐車場) |
滋賀、三重、福井、岐阜の4県でつくる「日本まんなか共和国」の本年度の文化首都である近江八幡市で20日、4県の伝統芸能を披露し合う「日本まんなか秋祭り」が開かれた。
市役所前の駐車場にステージが特設され、甲賀市の「水口ばやし」や、朝鮮通信使の格好で踊る津市の「唐人踊」、福井県小浜市の八幡神社の祭礼「放生祭」の囃子(はやし)、約400年前から演奏されているという岐阜県高山市の「高山陣屋太鼓」などが、次々と演じられた。
最後に近江八幡市の桜美家(おうみや)天勝一行が、この祭りのために用意した江州音頭の新曲「若狭湾から伊勢湾へ」を披露すると、観客も手拍子を取って一緒に歌っていた。
また、この日は同じ会場で近江八幡農業祭もあり、地元産の野菜などを買い求める大勢の人でにぎわっていた。
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