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沢口靖子船長に歓声 津まつりの「安濃津丸」

写真:写真説明
安濃津丸の1日船長を務めた沢口靖子さん
 約370年の歴史を持つ「津まつり」は9日、最終日を迎え、多くの市民が快晴の秋空の下、お祭り気分を楽しんだ。

 恒例の津まつり大パレードには、和船山車「安濃津丸」が登場。1日船長を務める女優の沢口靖子さんが、近藤康雄市長から櫂(かい)を受け取り、出発の号令をかけた。沿道に詰めかけた見物客らはカメラや携帯電話を向けて、盛んに歓声を上げていた。

 市中心部のフェニックス通りでは、船上でのトークショーも行われ、沢口さんは「大勢の方が集まってくださり、驚いている。津に来たのは初めてですが、大阪出身なので三重に親しみを感じています」とあいさつした。

 パレードには市内の小中学校のマーチングバンドや安濃津よさこい、郷土芸能のしゃご馬踊り、唐人踊り、高虎太鼓なども参加し、市内を練り歩いて盛り上げた。

2005年10月10日  読売新聞)