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三重 |
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県内各地の伝統芸能など紹介
愛知万博「三重県の日」
大きな拍手を受け、「三重県の日」フィナーレを飾った大伊勢エビみこし |
愛・地球博(愛知万博)で二十九日に開かれた「三重県の日」では、総勢八百人が県内各地の伝統芸能などを紹介した。鮮やかな衣装や勇壮な太鼓の演奏に、来場者から歓声が上がった。
長久手会場のEXPOドームで、ことしから準備が始まった伊勢神宮の式年遷宮にちなみ、伊勢宮後子ども木遣(きやり)保存会と船江神習組子供木遣りが、木遣り歌やお木曳(ひ)き行事を披露。さらに津市の唐人踊り、伊賀市の島ケ原獅子神楽が繰り広げられた。あでやかな十二単(ひとえ)に身を包んだ「斎王」も登場した。
万古焼の蚊遣りブタの絵付け体験も開かれ、思い通りの出来栄えに笑顔を見せる子どもの姿も。夕方からは紀伊長島町の燈籠(とうろう)祭、志摩市の「伊勢えび祭」が再現され、夜のとばりが下りた会場は熱気に包まれた。 (文・竹田佳彦)
蚊遣りブタに色づけする親子ら |
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