【写真は特設ステージで踊りを披露する「だったらあげちゃえよ」チーム＝津市西丸之内のお城西公園で】
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【津】津市の伝統行事「津まつり」（津まつり実行委員会主催）は十日、同市西丸之内のお城西公園など市内一帯で幕開けし、同公園に設置された特設ステージで「安濃津よさこい」の参加団体が華麗に踊り、和船山車「安濃津丸」が一日船長の水野真紀さんを乗せてフェニックス通りなどを練り歩いた。
晴天に恵まれ、二十五万人（主催者発表）の人出でにぎわった。
特設ステージでは、風に翻るオレンジやブルーの法被など、趣向を凝らした衣装を着た六十五の参加チームが登場。トップバッターは昨年大賞に選ばれた「だったらあげちゃえよ」の四十五人で、白と黒の衣装で六〇年代のロックンロールをテーマにステージ狭しとダイナミックに駆け回り、観客を魅了した。
日本最大級の和船山車「安濃津丸」は、一日船長の水野さんの「出発」の合図で裁判所前通りを走りだし、水野さんがにこやかに沿道の人に手を振ると、山車の周辺は人でいっぱいになった。
