|
三重 |
|
「津まつり」が開催
伝統の唐人踊りが市内を練る
江戸時代の朝鮮通信使をまねたとされ、津まつりを彩った唐人踊り=津市中央で |
約三百七十年の歴史を誇る「津まつり」が十日、津市大門などの市街地で催され、伝統の唐人踊りやよさこいソーラン踊りのグループが町を練り歩いた。女優水野真紀さんも登場。人口十六万の津市に、県内外から約二十五万人が詰めかけ、秋の県都は活気づいた。 (沢田敦)
郷土芸能では、県指定無形民俗文化財「唐人踊り」や津市指定無形文化財「しゃご馬」、津高虎太鼓が披露された。
よさこいソーラン踊り「安濃津よさこい」には北海道の五団体も参加。子ども会の山車やみこしが繰り出し、小中学生のマーチングバンド演奏もあり、老若男女が楽しんだ。
水野真紀さんは和船山車「安濃津丸」の一日船長を務め、大歓声に笑顔でこたえていた。
津まつりは津八幡宮(津市藤方)の祭礼が起源とされ、一六三五(寛永十二)年からは毎年行われているという。今年は九、十両日の予定だったが、台風22号の影響で九日夜と十日だけの開催となった。
ご質問・お問い合わせ - 著作権 - 個人情報 - リンクCopyright (C) 1995-2004,The Chunichi Shimbun,
All Rights Reserved. 本ページ内に掲載の記事・写真などの一切の無断転載を禁じます |