【写真はリニューアルを記念しテープカットする中山社長（左）ら＝津市東丸之内の津松菱で】
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産業再生機構の支援を受けて経営再建中の津松菱（津市東丸之内、中山正勝社長）は一日、一階部分を全面改装しリニューアルオープンした。改装を機に正面玄関となった東側のフラワー口には、開店前から約三百人の長蛇の列ができ、開店後一時間で約二千五百人が来店した。
午前十時の開店に先立ち、同九時半から行われたオープニング記念式典は、正面玄関前で開催。同百貨店が面している旧・分部町の伝統的な踊り「唐人踊り」と英国フェア関連の「バグパイプ」演奏で、お祝いムードを盛り上げた。
中山社長をはじめ、親子三代の来店客代表、近藤康雄津市長、三藤治喜ミフジ社長、商店街関係者ら九人がテープカット。
あいさつに立った近藤市長は、「明るくて楽しいにぎわいのある百貨店にしてくれると思う。私たちにとって大事な松菱」とした上で、「センターパレスも何とか、と思っている。松菱、この中心街を愛してください」と津市中心街の活性化に願いを込めた。
