【番組内で津市の唐人踊りを紹介する保存会の人ら＝津市の県文化会館大ホールで】
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【津】津市、県、ＮＨＫ名古屋放送局は二十九日、津市制施行百十五周年を記念し、同市一身田上津部田の県文化会館大ホールで「特集・ＮＨＫのど自慢県大会」を開き、通常の放送枠を三十分延長し七十五分間の公開録画を実施した。
過去八回行った海外のど自慢で好評だったのを受けて、平常より五組多い二十五組が出場し、地元の特産物や郷土芸能を紹介するなど、国内で初めての企画がされた。前日応募者二千百八十人の中から五時間かけて予選通過者二十五組を選出した。
会場には一万一千人の入場希望者から選ばれた、千五百六十六人が出席し、近藤康雄津市長は「市制施行百十五周年記念ののど自慢県大会が盛大に開かれうれしい」とあいさつし、野呂昭彦知事は「テレビ放送を通じ、自然、歴史、文化、食など、素晴らしい県を全国や世界に発信することができてありがたい」と語った。堀内俊弘ＮＨＫ津放送局長は「七十五分バージョンで、県の名所や特産物紹介などを盛り込み、地域色豊かな収録になると思う」とあいさつし、宮川泰夫アナウンサーの司会で二十五組が出場した。
<つづく>
