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三重 |
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多彩に「津まつり」開幕
雨なんの広がる踊りの輪
三百六十年以上の歴史をもつという「津まつり」が十一日、津市の中心街などで開幕、伝統芸能や踊りチームなどが観光客でにぎわう街に繰り出した。 (吉田 幸雄)
津まつりを代表する伝統芸能「唐人踊り」は、津八幡宮を出発、朝鮮通信使を模して仮装した一行約五十人が街のあちこちで、舞い踊った。
市役所前の特設ステージでは、今年で五回目を迎える「安濃津よさこい」があり、東海や関西、北海道などから集まった踊りチームが次々に派手な演技を披露した。
会場は雨粒が降りかかるあいにくの天候となったが、中心街の道路を通行止めにして設置した桟敷席の前でも、踊りの輪が広がった。
最終日の十二日は、午前十一時から「津まつり大パレード」。午後三時前には和船山車「安濃津丸」に一日船長の俳優唐沢寿明さんがトークショーに続いて乗船、街を練る。午後四時からの「よさこいファイナルパレード」で祭りを締めくくる。
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