2003/09/14
   かがり火燃える砂浜で幽玄な舞 / 阿漕が浦 迎月の宴 [ホーム]     [戻る]

【最後の舞台、能「阿漕」でシテを舞う長田氏と長袖会の一同=津市の阿漕浦海岸で】

【津】津市の「伊勢の国阿漕が浦迎月の宴実行委員会」(久米宏毅会長)は十三日夕、同市の阿漕浦海岸で、第八回迎月の宴を開き、かがり火が燃える砂浜に造った舞台で、無形文化財総合指定、長田驍能楽師と長袖会の世阿弥作「阿漕」の幽玄な舞をはじめ、新舞踊や八幡獅子、筝曲、唐人踊り、高虎太鼓が繰り広げられた。

 舞台前の敷物の上や堤防におよそ三千人(主催者発表)の観客が詰め掛け、後半雲の間に見え隠れする月に一喜一憂しながら、拍手を送っていた。

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