【津】子どもたちの造形活動を勧める津市のボランティア団体「あっとワークあそぼうに」(林徳一代表)は二日、津市大門のセンターパレス市民活動センターで、津市の伝統文化財「唐人踊り」で使用する“面”を作る体験会を開き、市内の小学生ら二十五人が参加。それぞれオリジナルの面を仕上げた。
「児童が唐人踊りを通じて地元の歴史や文化に触れる機会にしたい」(同団体)として実施。 児童らは唐人踊り保存会の小菅雅司館長の話を聞いた後、風船に湿らせた新聞紙を張り、和紙を重ねて顔の形を作り、乾かした後、目をくり抜き、板紙の帽子をかぶせ、色付けして完成させた。
市立北立誠小六年の玄智世さん(12)と立山桃子さん(11)は「少し難しいところもあったし、イメージと違った顔になったけど楽しかった」と喜び、林代表は「子どもたちは思っていた通り多くの面白い作品を仕上げた。教室はこれからも続けていきたい」と話していた。
児童らは十月十三日の津まつりで、自分の面と唐人の衣装を着てパレードに参加する。児童らの面は十二月二十一、二十二の両日、アスト津ギャラリーで展示される。
同団体は平成十二年、津市や近隣自治体の教諭や元教員、保護者有志で結成。子どもたちに創造性や主体性を身に付けさせたいなどとして、毎年、夏休みに児童対象の造形教室を開いている。
一昨年は同市一身田寺内町の陶板作りを、昨年は片田田中町の最終処分場の廃材を利用した作品制作会を実施した。