|
民団社会を振り返ってみますと、植民地時代から一世の人々が過酷で悲惨な時期を乗り越えられ、終戦後間もなく朝鮮総連との激しい闘いの末に現在の民団組織を形成されました。
その後、日本での永住を目指し厳しい生活条件の中、仕事に子どもの教育にと大変な時代を過ごされ、民団を守ってこられました。また、日本で生活する上で在日に対する数多くの差別(児童手当・国民金融公庫・指紋押捺問題・永住権問題 等)を団員の団結と日本社会の世論を受け、着実に一歩一歩獲得をし、民団綱領の権益擁護を主とする団体として活動をしてきました。
最近になってもまだまだ差別(地方参政権獲得問題・外国人登録証常時携帯義務 等)は無くなってはいません。これからも団結力と日本の世論を背に差別撤廃運動を推進する覚悟です。
是非、差別の無い国際社会に本となって、外国人の住みやすい国を築かれることを祈りながら一住民として積極的に取り組んでいきたいと思います。
これからの民団は、先輩が築き上げた土台を基に、子々孫々永住する為には急速な時代変化に私達も知恵を絞って対応していかなければなりません。
数年前から日本人の渡航先国の中で韓国が第1位となり、2003年には日本、韓国の相互訪問者が300万人を超えました。2002年韓日共同開催ワールドカップをきっかけに、最近では「冬のソナタ」の放映等で、以前には無かった現象が起きてきています。
ハングルの勉強、韓国の文化等に興味を持つ日本の人々が増えています。
現実に三重県では桑名・四日市・津・上野の各支部で「ハングル講座」を行っていますが、募集をするたびに受講生が増加しています。また、小学校、中学校からも「となりの国を知ろう」「韓国と在日の文化」等の講演依頼が多数あり、子ども達に教えるために民団幹部の皆さんも資料を作成する勉強をしています。
そして、スポーツ・文化交流も盛んになりました。
日本の人と共に日韓の文化交流を進め、在日の存在を進めていく民団でこそ次代に継承されると考え、変わらなければならない民団として、任員が一生懸命努力をして行きます。
みなさまの温かいご支援、ご協力を引続きよろしくお願い致します。
|