中国「高句麗史問題、学術的解決を」
中国の高句麗史歪曲により韓中両国が対立している中、中国外交部の武大偉・新任アジア担当副部長が韓国を訪問し、23日 外交通商部(外交部)の潘基文(パン・キムン)長官や崔英鎭(チェ・ヨンジン)次官と相次いで会合し、両国の懸案について意 見を交わした。 武副部長は同日外交部庁舎の潘長官を表敬訪問し、「高句麗史問題が両国関係の発展を妨げる ことがあってはならず、学術的な方法で同問題を解決するのが望ましい」という中国の立場を伝えたと伝えられた。 これに対し、潘長官は「今のように歴史歪曲問題により両国関係が深刻な状況に置かれている中、重い気持ちで武副部 長を迎えることになり残念だ」とした。また、崔次官は「高句麗史はわが民族の根本であるだけに、この問題に対しては真っ向 から対応するほかない」との立場を説明したと伝えられた。 武副部長は今月24日午前北京に戻り、北朝鮮核問題をめ ぐる第4回6か国協議の開催について議論するため同日訪中する李秀赫(イ・スヒョク)外交部次官補と会談を行う予定だ。 李河遠(イ・ハウォン)記者 （朝鮮日報） - 2004年08月23日 |