渤海の歴史と遺跡
   
  南京南海府 - 北青 青海土城
   

咸鏡南道北青邑から南東に14km離れた青海土城である。全長が2,132mの土城で、門は現在残っている城壁の中心部にあり、 城壁の南西角と北西角には楼閣のようなものがあり、城壁にはいくつかの稚(城壁をよじ登って来る敵軍を矢で迎え撃つために 射手が城壁の外に立つ足場)が設けられている。

城内からオンドルが入った住居跡、兵営跡、寺院跡などが発見され、刀・シャベル・鎌・車付属品などの生産道具や武器類が大量に発掘されている。  

 

 

 

 

◀ 南側城壁の稚

 

▼ 南側城壁



社団法人 高句麗研究会