渤海の歴史と遺跡
   
  上京龍泉府
   

黒龍江省 寧安県 渤海鎮 東京城にある渤海の首都で、 中京から755年、ここに遷都した後、9年間、東京に遷都されていた期間を除き、渤海が滅亡する時まで引き続き首都であった。 唐の長安城を手本として作ったといわれ、当時、長安城に続き東アジアで2番目に大きい都市といわれる。

上京城は外城・内城・宮城の3種からなる長方形の平地城である。外城の長さが16.3kmもあり、内城だけでも3,986mにもなるので、中京や東京に比べてその規模がはるかに 大きい。海東盛国・渤海の首都に相応しい威容を誇っている。

 


第9寺跡鬼面瓦 ▶

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼ 硯(下底の直径 25.5cm)


第2寺跡の石灯

ラッパ瓶 (高さ 39.7cm)

 


社団法人 高句麗研究会