長谷山古墳群

櫛形地区には古墳が散在しており、殿村古墳群(殿村)、南垣内古墳群(小舟)、メクサ古墳群(分部)、狐ヶ谷古墳群(分部)、細山田古墳群(分部)、ヌケ南古墳群(分部)、大谷古墳群(分部)、中ノ谷古墳群(産品)などがあります。
平成元年版「津市の歴史散歩」(津市教育委員会発行)によりますと、、長谷山山麓に散在する古墳は、およそ600基(津市域約400基)と多く、長谷山古墳群を構成しており、これらの多くは、直径が10m前後の円墳で、石室を持っており、古墳時代後期の特色を示しているようです。

大谷東古墳群

ヌケ古墳群

細山田古墳群

狐ヶ谷古墳群

三年作C古墳群

中ノ谷古墳群

宮ノ前古墳

狐ヶ谷東古墳群


<後期古墳時代の特色とは>
前期には、地域の支配者にための古墳が中心でしたが、後期になると、それらの支配を受けていた人々までもが古墳を作るようになり、「群集墳」と呼ばれるようにたくさんの古墳が作られるようになりました。長谷山古墳群はその代表的な例です。

出典:http://www.ztv.ne.jp/okano/hasekohun.html