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![]() [経済] 延辺の輸出入総額、省内 2位 去年、対北朝鮮貿易額 2億 6704万ドル 延辺の輸出入総額が吉林省第2位を占めたと州商務局が明らかにした。 去年、我が州の対外貿易が急速に成長し、輸出入総額が 7億1200万ドルで一躍吉林省で長春市の次と なったが、こうした成果を成し遂げたのは対外開放政策に負うところが大きく、延辺の地理的、民族的な強 みと密接な関連があるために可能だったと指摘されている。 現実的に中朝国境線の全長は 1334km、なかでも吉林省と北朝鮮の国境線の長さは 1206kmで、全長の 90%を占める。 吉林省内に位置する延辺は、地理的に北朝鮮と近く、辺境通商口と通路が12ヶ所もあり、 朝鮮族が集中して住んでおり、北朝鮮との人的関係も非常に密接だ。 これは国境貿易ができる非常に有利 な条件で、経済的に延辺と北朝鮮が国境貿易を通じて経済成長を成すことができる重要な潜在力として注目 されている。 それだけでなく、韓国と日本の間の頻繁な出稼ぎ、貿易取引につながる各種の貿易の強みも我 が州が対外貿易で成果を挙げることができる条件の一つとして作用したという指摘だ。 去年 9月までの統計によると、延辺の対北朝鮮輸出の成長は連続 3ヶ月以上も 50%を超過し、 1.9億ドルで 1 位に、 韓国が 8700万ドル余りで 2 位に、日本が 4400万ドルで 3位となっており、2005年、延辺の対北朝鮮貿易 の総額は 2億 6704万ドルで吉林省で成長が一番早い輸出対象地域になった。 しかし現段階で吉林省の対北 朝鮮国境貿易額は中国対北朝鮮貿易額のおよそ 10%ほどにしかならず、これは遼寧省の対北朝鮮貿易に比 べれば著しい差を見せていることを実証する数値だ。 現在、遼寧省は中国対北朝鮮国境貿易額で対北朝鮮貿易がおよそ 90%前後を占めており、これは吉林省の 対北朝鮮貿易と延辺の対北朝鮮貿易が他省に比べてどれだけ遅れているかを示す惨憺たる貿易数値になって いる。 他省に比べて貿易額がこのように隔たりができる原因について、貿易専門家たちの評価は“遼寧省は決 心が断固としており、早くから積極的なのに比べて吉林省の人々は小心者が多く、保守的で消極的だ”と評価し ているが、これは市場経済意識が活発ではないことの表現として受け入れなければならない課題であるとの指摘だ。 (延辺日報 パク・ジョンイル記者 2006年2月9日)
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