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![]() [社会] 延辺など中朝国境の居住民、半島戦争の憂慮表わす 《環球時報》世論調査中心で調査 33.9% "朝鮮半島の戦争勃発"を最も憂慮 日増しに緊張する朝鮮半島情勢は、中国の国土安全と平和に威嚇を及ぼしている。 《環球時報》で朝鮮半島情勢についての 中朝国境居住民の考えを調べてみた。 《環球時報》ま世論調査センターでは、4月10日-12日の間、仲朝国境地域である 遼寧省丹東市(主に都市区域、東港市および寛甸県)と吉林省延辺(主に琿春市と図們市)、通化市(主に集安市) の18歳以上の 居住民を対象に電話、オンライン上で民意調査を進行、1033人/件から有効な回答を受けた。 以下、調査結果および一部の専門家たちの分析を見ることにしよう。 "半島情勢のどのような変化を最も憂慮するのか?"という問いに、33.9%の対象者が"朝鮮半島の戦争勃発"を最も憂慮、 28.6%が"米国など地域外の大国の半島衝突介入"を憂慮すると答え、24.8%は"北朝鮮の第4次核実験"を憂慮するとした。 専門家は、該当調査結果は総体的に中朝国境地域の国民が半島情勢について高度に注目していることを反映したと見ており、 国民の戦争勃発の憂慮には一定の道理があるという。 しかし中国国境地域は総体的に安定しているとする。 調査で"朝鮮半島情勢は緊張しているか?"という問いに26.2%が朝鮮半島情勢は"緊張"していると答え、26.6%は"ややと緊張"しており、 25.9%は"緊張していない"、15.3%は"さほど緊張していない"と答えた。 親戚の友人が北朝鮮や韓国に滞留している対象者のうち、28.1%が"心配だ"とし、彼らがはやく帰国することを希望するとしている。 27.4%が"ちょっと心配になる"とし、情勢変化をもう少し見守って帰国決定をすることを希望するとしており、21.3%は"さほど 心配しない"、23.2%は"心配しない"と答えた。 これに対し延辺大学アジア研究センター主任・金強一は記者にこのように語った。"正面対決したり意外な局部的衝突がエスカレートする 可能性が比較的大きい。 国境の居住民が戦争を憂慮するには一定の道理がある。 しかし当面、憂慮されるのは、北朝鮮側での ミサイルの試験発射か核実験で、これは可能なことだ。"核汚染問題について金強一主任は、北朝鮮側で核物質漏出が起こる 可能性があるとしながら、中国はこの問題に関し深く考慮しなければならないと述べた。 半島の危機に対して中国はどのように対応しなければならないかという問いに、国境居住民の観点は落差が大きかった。 26.2%は中国は"北朝鮮の側に立つべきで、韓米が軽挙妄動出来ないようにしなければならない"と答え、23.2%は中国は "措置を取って北朝鮮が自制を維持するようにしなければならない"とし、17.8%は中国は"関与せず、利益をしっかり 守らなければならない"とした。 15.1%は、中国は"朝韓米側に圧力を加えて地域情勢のエスカレートを免れるように しなければならない"とし、5%の対象者は中国はその他の対応方法、例えば平和交渉、6者会談の再開方法を促さなければ なければならないとした。 これに対し、北京大学国際戦略研究センター副主任・朱鋒教授はこのように語った。公開的であれ非公開的であれ、 中国は半島情勢に対して立場を表明しなければならない。 中国は自分勝手に北朝鮮に干渉して出ることはないが、 この問題でそれなりの立場はなければならない。 北朝鮮側の今回の威嚇的な挙動はこれまでにない程深刻だ。 今、米国だけでなく全世界の注目が中国を見守っている。 中国は世界に知らせなければならない。 私たちは反対しているのだと。 (吉林新聞 2013年4月13日)
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